60代で登山を楽しむ人々のための4つの長寿エクササイズ(海外)

AI要約

37歳のパーソナルトレーナーが、60代のクライアントとともにキリマンジャロ登頂の挑戦に成功し、筋トレの重要性を語る。

トレーニングには筋力、耐久力が必要であり、健康的な生活を送るためにも重要だと述べられている。

ウエイトをつけたラッキングなどのトレーニングは、心臓の健康を改善し、長寿につながると指摘されている。

60代で登山を楽しむ人々のための4つの長寿エクササイズ(海外)

キリマンジャロを登頂したグループの中で、37歳のパーソナルトレーナーは最年少だった。

60代のクライアントとともに登頂した彼女は、筋トレがよりよく歳を重ねるための鍵だと語った。

ラッキング、プランク、腕立て伏せ、壁座りなどの運動が、長寿に大きなメリットをもたらすという。

ジェニファー・シェーラー(Jennifer Scherer)は、キリマンジャロ山を登ることになるとは予想していなかった。

バージニア州にあるFredericksburg Fitness Studioのオーナーである彼女は、身体面での挑戦に大きな情熱をもっているにも関わらず、アフリカ最高峰のトレッキングには興味がなかったとBusiness Insiderに語った。

「成人になってハイキングはしてきたが、このようなことはしたことがなかった」と彼女は言う。

37歳のシェーラーは、困難な挑戦をする最年少の人物になるとは予想もしていなかった。だが、2024年初め、ほとんどが60代や70代のアスリートグループとともに、5800m以上の高地と寒さに挑んだ。

グループの中の2人は夫婦で、シェーラーのクライアントであり、彼らが彼女にこのチャレンジに挑戦するきっかけを与えた。

登山のためのトレーニングは、筋力、耐久力、長寿に大きな効果をもたらすという。また、ウェイトトレーニング、腕立て伏せ、プランクなどは、登山だけのためではなく、健康的に長く生きるために役立つ運動だ。

「オリンピックのためにトレーニングするのではなく、クオリティの高い生活を送るためにトレーニングしています。皆、以前よりも能力が高まったと感じている」と、彼女は語った。

シェーラーはキリマンジャロ登頂のための主なトレーニングには、自分が背負わなければならない重い装備のシミュレーションに役立つ、ウエイトベストを付けたハイキングがあると話した。

ウエイトをつけてウォーキングまたはジョギングするラッキングは、筋肉に働きかけてその強度を増すと同時に、心拍数を上げ、心血管の健康状態を改善することにも役立つ。

ラッキングは、カロリーを消費し、健康的な体重を維持するのにも役立ち、フィットネスで有名なセレブから「フードネットワーク(食をテーマとした専門テレビ局)」のスター、ガイ・フィエリ(Guy Fieri)まで、多くの人が習慣として取り入れている。

ウエイトを運ぶことは、長寿のための大切なファクターである体の安定性を増すことに役立つ。フィットネスが初めての人であっても、ウエイトやスピード、距離を調整して、ラッキングにトライできる。

シェーラーはウエイトベストやウエイトパックを身に着けてのウォーキングをフィットネスのルーチンに組み込むのが大好きで、トレーニングを面白くさせ、体力向上の停滞を防ぐと語った。

「クロストレーニングは、マンネリ化しないための私の秘密兵器だ」と彼女は語った。

「年齢を重ねるにつれ、そういったイベントに興味を示さなくなる人も多くいるが、それほど大変なものでもない」

ウエイトなしのウォーキングでも習慣にすればメリットがある。研究によると1日数千歩をプラスするだけで、寿命が何年も伸びる可能性があることがわかっている。