大谷翔平がヤンキース新人王候補と初対決、第1打席は中飛…157キロ直球に差し込まれた

AI要約

ドジャース・大谷翔平投手がヤンキース戦に指名打者として出場し、中飛の結果となった。

ヤ軍先発のヒル投手はア・リーグ新人王候補であり、大谷との対戦が注目される。

前日の試合では大谷が打点を挙げ、ヘルナンデスも活躍している。

大谷翔平がヤンキース新人王候補と初対決、第1打席は中飛…157キロ直球に差し込まれた

◆米大リーグ ヤンキース―ドジャース(9日・米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が9日(日本時間10日)、敵地・ヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場し、第1打席は中飛だった。

 ヤ軍先発は右腕ヒル。今季すでに8勝(1敗)を挙げているア・リーグ新人王候補の筆頭だ。防御率1・82はリーグトップ。負傷で戦線を離脱しているG・コールの代役として起用され、期待を遙かに上回る成績を残している。5月の月間最優秀投手と最優秀新人にW選出された、現在最も“旬”な投手との対戦になる。

 注目の初対決は初球150キロの高速チェンジアップに空振り。2球目の直球は胸元へのボール。カウント1-1からの3球目、157キロの直球に差し込まれ、中飛に倒れた。

 メジャー最多の23本塁打のジャッジとの“MVP対決”は第1、第2戦同様に、最終戦も全米中継。この日の中継局はESPNで試合前には独占取材も受けた。インタビュアーは元阪神のE・ペレス氏だった。

 前日8日(同9日)の同戦では4打数1安打。3回1死一、三塁でカウント2-2からの外角への直球に逆らわない軽打で、左前へタイムリーヒット。3試合ぶりの打点を挙げた。大谷と同じく新加入のT・ヘルナンデスは先制14号と15号グランドスラムを連発。本塁打数でチームトップに並ばれている。