巨人・阿部監督、「今日はしゃべるよ」前日の”2秒”会見からこの日は”90秒”ほど語り、同一カード3連敗受け止め

AI要約

巨人はオリックスに3連敗し、貯金を2に減らして3位に転落。

打線が佐藤投手に抑えられ、26イニングぶりの得点も1点にとどまる。

阿部監督は試合後、選手に切り替えを促し、次の試合に向けて前向きなメッセージを送る。

巨人・阿部監督、「今日はしゃべるよ」前日の”2秒”会見からこの日は”90秒”ほど語り、同一カード3連敗受け止め

◇9日 巨人1―4オリックス(東京ドーム)

 巨人が今季3度目の同一カード3連敗。貯金は2まで減り、この日はセ・リーグ唯一の敗戦で、3位に転落した。

 2試合連続で無得点だった打線が、またも振るわなかった。8日に支配下登録されたばかりのオリックスの先発・佐藤の前に5回までわずか1安打無得点。相手が継投に入った6回1死満塁から坂本の犠飛でチーム26イニングぶりの得点となる1点を挙げたが、これが精いっぱい。この3連戦は初戦の東、2戦目の斎藤、そして佐藤と、3試合連続で初対戦の相手に白星を献上。開幕から無傷の5連勝だった菅野には今季初黒星が付いた。

 そんな悔しい一戦の試合後、阿部監督は「今日はしゃべるよ」と言いながら会見場に来た。前日は就任後最短、わずか2秒会見。この日はほとんど見どころのなかった試合だった中、90秒ほど語って負けを受け止めた。

 初回に2失点した菅野について「なかなか点が入らないから先に取られないようにと、慎重になりすぎたかな。それだけ今のチーム状況を感じて投げてくれた」。3連戦で10打数無安打だった岡本和については「4番が打てば勝つ。これが野球。ちょっと迷いとかもあるのかなと見てるのですが、割り切ってやってほしい」。そして「来週はいい1週間にしたい。僕も含めてみんなで切り替えていくしかない」。切り替えて次に向かう。チームにそんなメッセージを発した。