【函館スプリントS】1番人気アサカラキング短距離戦で初めて崩れる 斎藤新騎手「妙に折り合いが…」

AI要約

サトノレーヴが函館スプリントS・G3で優勝し、春雷Sからの連勝で重賞初制覇を果たす。

ウイングレイテストが2着、ビッグシーザーが3着に入る。アサカラキングは9着に終わり、期待外れの競馬となった。

アサカラキングの騎手である斎藤新は、馬が期待通りの競馬をすることができなかったことをコメント。

【函館スプリントS】1番人気アサカラキング短距離戦で初めて崩れる 斎藤新騎手「妙に折り合いが…」

◆第31回函館スプリントS・G3(6月9日、函館・芝1200メートル、良)

 サマースプリントシリーズ第1戦となる3歳以上による短距離重賞は、今週開幕した函館競馬場で16頭によって争われ、浜中俊騎手が騎乗した単勝2番人気のサトノレーヴ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)が勝利。前走の春雷Sから連勝で重賞初制覇。5歳でまだキャリア8戦目と大事に使われながら結果を出し、秋のG1戦線に向けて飛躍を期待できる1勝となった。

 2着に5番人気ウイングレイテスト(松岡正海騎手)、3着は3番人気ビッグシーザー(坂井瑠星騎手)が入った。勝ち時計は1分8秒4。1番人気に支持されたアサカラキング(斎藤新騎手)は9着に終わった。23年12月に1600メートルに使われて以降は前走モルガナイトSまで全て1200メートルから1400メートル戦で4勝2着1回の好成績だったが、今回は初めて崩れた。

 斎藤新騎手(アサカラキング=9着)「スタートは出ましたが、行くまでに脚を使った。番手で行きっぷりもよくなかったし、妙に折り合いが付いていた。この馬らしい競馬ができませんでした」