ルーキー・大江原比呂騎手が89戦目で初勝利 「『頑張ってくれ!』と必死で追いました」

AI要約

19歳のルーキー騎手がJRA初勝利を挙げた。8歳馬ズイウンゴサイに騎乗し、直線で勢いよく伸びて先頭でゴール。

大江原比騎手は武市調教師の馬で勝つことができてうれしいとコメント。少し乗り難しい馬だったが、丁寧に仕上げられたことで自信を持って乗ることができた。

元JRA騎手の祖父も孫の勝利に喜び、辛抱強く乗り続けた大江原比騎手を称賛した。

ルーキー・大江原比呂騎手が89戦目で初勝利 「『頑張ってくれ!』と必死で追いました」

ルーキーの大江原比呂騎手(19)=美・武市=は9日、東京4R(3歳未勝利、芝2400メートル)で4番人気ズイウンゴサイに騎乗し、直線大外から勢いよく伸びて先頭でゴール。デビューから89戦目で待望のJRA初勝利を挙げた。

大江原比騎手は「長く乗せていただいている馬で勝つことができて、とてもうれしく思います。まら、お世話になっている武市調教師の馬で勝つことができてうれしいです。少し乗り難しい馬なのですが、助手さんに丁寧に仕上げていただいたので自信を持って乗ることができました。最後の直線は『頑張ってくれ!』と必死で追いました。自分では勝っているかわからない状況でしたが、着順掲示板の表示が出たのを見てうれしかったです」と笑顔でファンの声援に応えていた。

スタンドで孫のレースを観戦していた元JRA騎手、調教師で祖父の哲さん(71)は、「よく辛抱して乗っていた。直線の坂を上がって伸びてくると思ったが、よく勝ってくれた。自分が初勝利を挙げたのも東京だったけど、そのときよりもうれしいよ」と目を細めていた。