ミャンマー戦で代表デビューの日本代表FW鈴木唯人「ボールを触ってなんぼの選手」A代表定着へ意欲

AI要約

日本代表は8日、2026年アジア2次予選最終戦・シリア戦に向けた練習をスタート。

代表デビューを果たしたFW鈴木唯人は、プレーに絡む回数が少なく反省。

U―23日本代表の世代で五輪出場のめどが立っておらず、A代表に招集。五輪への思いについては言及しない。

ミャンマー戦で代表デビューの日本代表FW鈴木唯人「ボールを触ってなんぼの選手」A代表定着へ意欲

 日本代表は8日、2026年アジア2次予選最終戦・シリア戦(11日・エディオンピースウイング広島)に向けた練習を広島市内でスタートした。6日のミャンマー戦で後半開始からの途中出場で代表デビューを果たしたFW鈴木唯人(22)=ブレンビー=は「自分はボールを引き出して、ボールを触ってなんぼの選手」と語り、プレーに絡む回数が少なく、結果を残せなかったことを反省した。

 しかし課題解消へ、すでに動き出していた。「いい時もあれば悪い時もあると思うので、そこはあんまり気にしていない。また次に向けて、いいコミュニケーション取りながらできればいい。そこが今回1番大事だと思っていたので。ただ試合中、要求して出せ出せといっても(ダメ)。どうやって引き出すとか、どう自分のところに持っていくとか、細かいところまで色んな選手と話しました」。自身の見えた景色、周囲から見えた景色をすり合わせる作業を、チームメートとの会話の中ですでにスタートさせていた。

 本来ならパリ五輪に出場するU―23日本代表の世代。しかし久保建英と並んで、ともにクラブの許可が必要な五輪出場へのめどが立っておらず、今回はA代表に招集となった。五輪への思いについては「自分の口から、五輪に対して今は言えることはない。僕もわからないので、何かを言えるわけではない」と説明。今はA代表で与えられたチャンスを生かすことに集中していた。