敵地ミャンマーのスタジアム、“W杯級”厳重警備 気になる天候は?【現地発】

AI要約

日本代表はミャンマー代表とのアウェー試合に臨む。警備が厳重化されている中、森保監督率いるチームは新たなシステム「3-4-2-1」を試す。

トゥウンナ・スタジアムでは40年ぶりとなる再戦が行われ、雰囲気は物々しい。森保ジャパンはホーム北朝鮮戦での不戦勝を受け、最終予選進出を果たしている。

ミャンマー戦とシリア戦は森保監督にとっては「消化試合」となるが、新たな選手層の起用を試みる一方、体力消耗に注意が必要。

敵地ミャンマーのスタジアム、“W杯級”厳重警備 気になる天候は?【現地発】

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランク18位)は6月6日、アウェーで行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でミャンマー代表(同163位)戦に臨む。敵地トゥウンナ・スタジアムでは多くの警察らが厳重に警備している。

 大雨のなか、設立39年のトゥウンナ・スタジアムでは物々しい雰囲気に包まれていた。国内の情勢不安もあり、報道陣も“W杯級”の警備で手荷物検査を強いられた。それでも、森保ジャパンが最後に同じスタジアムで戦った5年前に比べて芝の状態も良い。体力を消耗させる高湿度が気になるところだ。

 森保ジャパンは3月のホーム北朝鮮戦で1-0の勝利。敵地でも行われる予定だったが、突如の中止となり日本の不戦勝(3-0)で最終予選進出を決めた。6月のミャンマー戦、シリア戦(11日/広島)は“消化試合”となるものの、森保監督は「戦術的な部分、そして選手層を広げるための起用をしたい」と、新たなシステム「3-4-2-1」のトライを明言しており、森保ジャパンの新たな顔に注目が集まる。