総合力高い中央学院、好右腕率いる専大松戸が中心 千葉大会展望

AI要約

中央学院と専大松戸が春の選抜4強を牽引する。中央学院は投手層が厚く高い総合力を誇り、専大松戸は150キロ近い直球と強打者が特徴だ。

木更津総合や習志野、市船橋、東京学館なども激戦必至。また、シードチームの拓大紅陵、千葉学芸、千葉経大付も注目される。

捕手の力量が勝敗を左右する可能性が高い。各チームの底力が問われる夏の甲子園を目指す戦いが熱い。

総合力高い中央学院、好右腕率いる専大松戸が中心 千葉大会展望

 (前年優勝校 専大松戸 前年参加チーム数148) 今春の選抜4強の中央学院と2年連続で千葉の頂点を狙う専大松戸が中心になる。

 中央学院は蔵並龍之介、臼井夕馬、颯佐心汰ら投手層が厚い。昨夏から主力だった選手も多く、高い総合力を誇る。専大松戸は150キロ近い直球を投げる県内屈指の右腕梅沢翔大と強打者の中山凱がチームを引っ張る。

 2018年以来の夏の甲子園をめざす木更津総合は昨夏から投手陣の軸を担う3人が残る。ノーシードでは実績がある習志野や市船橋、東京学館も侮れない。シードの拓大紅陵や千葉学芸、春4強の千葉経大付も好投手を擁する。リードする捕手の力量が鍵を握る。(杉江隼)