【阪神】“第2の開幕”で再び貯金 昇格の佐藤輝明2安打で、15戦ぶり5得点 同じく復帰の伊藤将司が好投

AI要約

阪神が3連敗を止め、本拠地・甲子園での連敗も6でストップ。佐藤輝の活躍や待望の得点が続いた。

打線は15試合ぶりに5得点以上を奪い、佐藤輝や近本の活躍で勝利に導いた。

投手陣も好投し、伊藤将が3勝目を挙げる。主力の復帰で久々の快勝を飾った。

【阪神】“第2の開幕”で再び貯金 昇格の佐藤輝明2安打で、15戦ぶり5得点 同じく復帰の伊藤将司が好投

◆日本生命セ・パ交流戦 阪神5―1西武(7日・甲子園)

 阪神が連敗を3で止めた。本拠地・甲子園での連敗も6でストップ。不振の攻撃陣が5月19日のヤクルト戦(甲子園)以来、15試合ぶりに5得点以上を奪った。

 この日1軍に昇格した佐藤輝が「5番・三塁」で即スタメン。2回先頭の1軍復帰初打席で中前へ、チーム初安打を放った。そこから1死二、三塁を迎え、木浪の一ゴロの間に先制。佐藤輝がヘッドスライディングでホームに飛び込んだ。背番号8は3回1死満塁の絶好機では遊飛に倒れたが、5回に右前打を放ち、降格前から3戦連続のマルチ安打とした。

 打線は4回に前川の適時打で2点目を奪うと、1点差で迎えた6回につながった。1死満塁として、森下の一ゴロの間に追加点。5戦連続で2得点以下に沈んでいた打線が、待望の3点目を刻むと、さらに2死二、三塁で近本が右翼線へ2点三塁打を放った。自身18打席ぶりの安打は4番に入って6試合目で初打点。約3週間ぶりの5得点にスタンドがわいた。

 投げても、2軍調整を経て5月11日の1軍登板となった伊藤将が7回5安打1失点と好投。4月17日以来の3勝目を挙げた。貯金が消滅した6日に岡田監督は「また明日から開幕」とリセットを宣言。本来の主力が戻り、久しぶりの快勝だ。