混合ダブルス優勝もペア結成はエントリー締め切り2時間前「ギリギリのことだった」＜テニス＞
全仏オープン混合ダブルス決勝でシゲムンド/ロジェ=ヴァセラン組が優勝。
シゲムンドはエントリー締め切り2時間前にペア結成。試合で4度のブレークに成功。
ロジェ=ヴァセランは土壇場でのリクエストに感謝。素晴らしい1週間を過ごしたとコメント。
テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は6日、混合ダブルス決勝が行われ、第2シードのL・シゲムンド（ドイツ）/ E・ロジェ=ヴァセラン（フランス）組が第4シードのD・クラウチク（アメリカ）/ N・スクプスキ（イギリス）組を6-4, 7-5のストレートで破り、優勝を果たした。
今大会、シゲムンド/ ロジェ=ヴァセラン組はA・コルネ（フランス）/ N・マウー（フランス）組、柴原瑛菜/ N・ラモンズ（アメリカ）組、第6シードのE・ルートリフ（オーストラリア）/ M・ヴィーナス（ニュージーランド）組、U・エイケリ（ノルウェー）/ M・ゴンザレス（アルゼンチン）組を下し決勝に進出した。
決勝戦、同ペアは4度のブレークに成功。サービスゲームでは2度のブレークに抑え1時間40分で勝利した。
シゲムンドはコートでの表彰式でペア結成はエントリー締め切りの2時間前だと明かした。
「実はギリギリのことだったの。シングルスと女子ダブルスにも入っていたから、ここでミックスをできればプレーしたくなかった。でも、エドゥアルド（ロジェ=ヴァセラン）から締め切り2時間前にメールが来た。彼とは一緒にプレーしたかったんだけど、いつもうまくいかなかったんだ。だから、契約して正解だったと思う。一緒にプレーしてくれて本当にありがとう。以前にも何度かミックスを楽しんだけど、今回は特別で、本当に楽しかった」
一方のロジェ=ヴァセランは「ラウラ（シゲムンド）、土壇場での僕のリクエストに応えてくれてありがとう。締切の2時間前、僕にはパートナーがいなかったんだ。あなたがイエスと言ってくれてうれしいし、それで素晴らしい1週間を過ごすことができた」とコメントしている。
