阪神・梅野 24打席ぶり快音!久々の長打 巻き返しへ「自分たちで打破していくしかない」

AI要約

阪神は梅野の2点差を追う2打席目の左翼線二塁打で24打席ぶりに安打し、チャンスメークしたが、1点しか追加できずに敗戦。チームは今季初の同一カード3連敗を喫し、結束力を高めて巻き返しを図る決意を示した。

梅野は「どうやったらチームが勝てるか」というチームへの思いを口にし、自らのヒットよりもチームの勝利に注力する姿勢を見せた。その一打がチームの反撃を象徴するものであった。

チーム全体としては正解が見えず厳しい状況が続く中、選手たちは自らの力で打破し、連敗から脱出する決意を固めている。

阪神・梅野 24打席ぶり快音!久々の長打 巻き返しへ「自分たちで打破していくしかない」

 「阪神1-4楽天」(6日、甲子園球場)

 何とかして反撃ののろしを上げたかった。阪神・梅野隆太郎捕手が1打席目の左翼線二塁打で24打席ぶりに安打。長いトンネルを抜け出したが、敗戦の悔しさをひとしきりかみしめた。

 「今日のヒットより、どうやったらチームが勝てるか。みんながつなぐ気持ちとか。我慢してたらいいときが来ると思うので頑張ります」

 待望の一打は2点を追う三回。1ボールから左腕・藤井の直球をコンパクトなスイングで左翼線に運んだ。今季2本目の長打となる二塁打でチャンスメーク。1死三塁から西勇の中前適時打で生還し、1点を返した。

 チームとして奪ったのはこの1点のみ。今季初の同一カード3連敗を喫した。「みんなね、どうやっていいか正解がないし、見えないものもいろいろある。でもやるのは選手。自分たちで打破していくしかない」。まだ6月。仲間と結束力を高め、巻き返す。