國學院栃木と桐蔭学園の2強が争う。冬の花園のシード校選定にも影響する戦い。ラグビー関東高校大会

AI要約

第72回関東高校ラグビー大会が熊谷ラグビー場で開催され、関東の各都県の代表28校が2日間で対戦する。

過去の成績や注目校、セオリーなどを踏まえ、出場校やブロック構成を紹介。

初戦から注目の対戦カードを挙げ、各ブロックの展開や期待すべき試合について解説。

國學院栃木と桐蔭学園の2強が争う。冬の花園のシード校選定にも影響する戦い。ラグビー関東高校大会

今年も夏の関東の高校王者を決める第72回関東高校ラグビー大会が6月8日(土)、9日(日)に熊谷ラグビー場(A~Cグラウンド)で行われる。関東の各都県の代表28校が、AからGの7つのブロックに4校ずつ分かれて2日間で対戦する。女子の公開競技も9日(日)の10:30からAグラウンドで行われる。

8つの都県の代表は開催県の埼玉から5校、東京から6校、神奈川と茨城から4校、千葉から3校、栃木、山梨、群馬から2校の計28チームの代表校が出場する。なお、2月の関東新人大会は國學院栃木(栃木)が桐蔭学園(神奈川)を下して優勝し、3位には初めて東海大相模(神奈川)が入った。

実質、夏の関東王者を争うAグループには関東新人大会の王者で、選抜大会ベスト4の國學院栃木(栃木1位)、関東新人大会で準優勝、春の選抜大会はベスト4だった桐蔭学園(神奈川1位)、東京の春の王者である目黒学院(東京1位)、地元・埼玉王者の昌平(埼玉1位)が入った。

2月の関東新人大会と同様に桐蔭学園と國學院栃木が決勝に進むのか。それとも選抜でベスト8に入った目黒学院がストップするのか、昌平が地元の意地を見せるのか。昨季に続き、連覇を目指す桐蔭学園は1回戦で昌平の挑戦を受ける。関東新人王者の國學院栃木は目黒学院と激突する。冬の花園に向けてシード校の選定にも影響する戦いとなるはずだ。

Bブロックも各県の王者が揃った。花園常連の茗渓学園(茨城1位)、流通経済大柏(千葉1位)、明和県央(群馬1位)、そして昨季、花園初出場だった山梨学院(山梨1位)が入った。

Cブロックも同様で、選抜大会でベスト8に入った東海大相模(神奈川2位)、國學院久我山(東京2位)、清真学園(茨城2位)、川越東(埼玉2位)と全国大会常連の強豪校が揃った。東海大相模が中心となるブロックだが、他のチームにも大いに期待したいところだ。6月8日(土)の対戦は以下の通り。

◆Aブロック(Aグラウンド)

・12:30 昌平(埼玉1位)vs.桐蔭学園(神奈川1位)

・13:30 目黒学院(東京1位)vs.國學院栃木(栃木1位)

※勝者は9日(日)14:30からAグラウンドで対戦

※敗者は9日(日)14:30からBグラウンドで対戦