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【バレーボール】ドイツに辛勝の日本 石川祐希は反省多め「本来なら負けの内容」
バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希は、勝利にも反省点を口にした。
日本代表は3-2でドイツを破り、成績を5勝1敗としたものの、石川は試合内容に悔しさを感じている。
次戦のポーランド戦では、過去の課題を生かし、世界の強豪との戦いに意味を見出している。
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バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(ペルージャ)は、勝利にも反省点を口にした。
ネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド男子第2週福岡大会2日目(5日、北九州市・西日本総合展示場)で世界ランキング12位のドイツと対戦した同4位の日本は、第1セットを25―22で先取するも、第2、3セットを連取される苦しい展開。それでも、第4セットを奪い返すと、最終第5セットは石川のスパイクで先に10点台に乗せると、14―8で迎えたマッチポイントの場面で山内晶大(パナソニック)がサービスエースを決めて熱戦に終止符を打った。
3―2で競り勝って通算成績を5勝1敗としたが、石川の表情は険しかった。試合後には「競った試合を勝ち切るために練習や試合もしているので、それを結果として表すことができたのは評価できる」としながらも「本来なら負けの内容だったので、そこはシビアに考えていかなければいけない」と悔しさをにじませた。
すでにパリ五輪切符を手にしている日本にとって、今大会は前哨戦という位置づけ。7日の強豪・ポーランド戦は世界における日本の現在地を確かめる絶好の機会だ。石川は「世界で一番強いチームの1つなので、そのチームとしっかり戦うことに意味がある」ときっぱり。ドイツ戦で出た課題を次戦に生かすことはできるか。