日本躍動、イランに快勝 イタリア帰国組の石川、高橋藍らが14得点 バレーボール男子

AI要約

日本は福岡大会でイランに3−0で勝利し、4勝目を挙げた。

石川と高橋藍が合流した初戦で、日本は快勝を収めた。

石川は好調なプレーを見せ、試合勘が戻ってきたと述べた。

日本躍動、イランに快勝 イタリア帰国組の石川、高橋藍らが14得点 バレーボール男子

バレーボールのネーションズリーグ男子は4日、北九州市西日本総合展示場で1次リーグ第2週の福岡大会が始まり、昨年3位の日本はイランに3―0で勝って4勝目(1敗)を挙げた。

イタリア帰国組の石川、高橋藍が合流した初戦。西田を含めた3人がそろって14得点を挙げる快勝だった。主将の石川は「合流して最初の試合を最高の雰囲気でできて最高だった」と詰めかけた7619人の声援に応えた。

石川は第2セット、18-18に追いつかれた場面で魅せた。セッター、関田(ジェイテクト)が背後の石川へ片手でトス。石川も見事に対応し、スパイクをたたき込んだ。この得点の後には強烈なサーブで3連続得点を呼び込み、セットを連取した。

第3セットも序盤に2本のバックアタックを決めるなど躍動。4月下旬以来の実戦だったが、石川は「やっていくなかで試合勘が戻ってきた」とうなずいた。

イタリア1部リーグでプレーオフまで戦った石川、高橋藍の2人は、休養を優先。ブラジルで行われた1週目には帯同せず、2週目の福岡県北九州市でのラウンドから合流した。合流後の練習は3日ほどだったというが、コンビネーションも問題なし。石川は「非常にいいクオリティーでプレーできた」と満足げだった。(石原颯)