阪神・岡田監督「オレもう何回も、5回から言うた。2点じゃ絶対やられるでって」9回逆転負け、打線にゲキ

AI要約

阪神は悲劇が続き、楽天に逆転負けを喫する

岡田監督は援護不足を指摘し、打線に厳しいコメントを残す

交流戦での不振が続き、最下位へ転落

阪神・岡田監督「オレもう何回も、5回から言うた。2点じゃ絶対やられるでって」9回逆転負け、打線にゲキ

◇5日 阪神2―3楽天(甲子園)

 阪神の悲劇が止まらない。この日は1点リードで迎えた9回。最後の砦(とりで)の岩崎が楽天・小郷に逆転2ランを浴びた。岩崎の痛恨被弾について岡田彰布監督(66)は「それは結果やろ」とひと言で片付け、こう続けた。「そこまでやん。2点じゃアカンて…」。やり玉に挙がったのは打線だった。

 5回までに2―0とリードしたものの8回に桐敷が1失点、9回は岩崎が2失点。「2点やからやんか。オレもう何回も、5回から言うた。2点じゃ絶対やられるでって」。岡田監督の読み通り、援護不足が救援陣を窮地に追い込んだ。

 この日は不振の大山が出場選手登録を外れた。佐藤輝も2軍で出直し中。本来の中軸不在の中、2番に置いた前川は2点に絡んだ。21歳の奮起は収穫だが、指揮官は「そんなんよりも2点で終わる打線がアカンて言うてるやん。誰を何番に入れるとかそんな、メンバー今おれへんねんから、何とか点取るためにやってるだけであって」とおかんむりだった。

 交流戦は1勝6敗で単独最下位。貯金もあと1つとなった。