元世界ランク1位・宮里藍さん、メジャー2勝目の笹生優花について「3年の間に2回、全米女子オープンで勝てるんだと」

AI要約

宮里藍さんが笹生優花の全米女子オープン優勝を祝福し、五輪代表争いについてコメント。

五輪代表争いの厳しさとプレッシャーについて述べる宮里藍さん。

全米女子オープン組についての心配や大会への展望を語る宮里藍さん。

元世界ランク1位・宮里藍さん、メジャー2勝目の笹生優花について「3年の間に2回、全米女子オープンで勝てるんだと」

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス プロアマ(5日、兵庫・六甲国際GC=6526ヤード、パー72)

 大会アンバサダーを務める元世界ランク1位の宮里藍さんが会見を行った。前週に21年以来、2度目の全米女子オープン覇者となった笹生優花について「3年の間に2回、全米女子オープンで勝てるんだと、率直にすごい。3年前に勝ってから、本人も苦労した部分はあったと思う。メジャーを勝ったことで、この後に(パリ)五輪もあるので、そういう意味では大きな優勝だと思う」と祝福を述べた。

 現状2枠を巡る五輪代表争いに関しては「し烈ですね。みんなモチベーションも高い。現状のツアーを毎週こなしていかなければいけない流れもありながら、その先にある五輪に向けても結果も残さなくてはいけないのは難しいこと。目標が2つあるというか。数試合の中で結果を出さないといけないという重圧もある。相手もいることで、ポイントも気にしながら自分のゲームに集中しなければならないというのは、究極の状態。でも、自分を持っている強い選手ばかりが上位にいるので、どういう風に今後展開していくのか気になっている」と話した。

 また、全米女子オープン組が14人と大挙参戦する今大会へ「みんな、若いので時差ぼけでも体は多少動いてくれると思う。あとは集中力だけの問題」と心配はしていない様子だった。昨年は岩井千怜が大会記録の通算23アンダーで優勝した。今大会で上位に行くポイントを問われ「バーディーの数になると思うので、どれだけグリーンを制することができるか」と分析した。