今永昇太の足を引っ張った味方失策…地元メディアは怒り「三塁手の守備はカブスを苦しめ続けている」一挙5失点も2敗目は免れる 

AI要約

カブスの今永昇太投手がホワイトソックス戦で7失点を喫し、連続試合安打が10でストップした

モレルのエラーによるピンチで5点を先制されるも、再開後に味方打線が逆転勝利を収める

今永は2敗目を免れ、報道機関やファンからはさまざまな批判や同情を受ける

今永昇太の足を引っ張った味方失策…地元メディアは怒り「三塁手の守備はカブスを苦しめ続けている」一挙5失点も2敗目は免れる 

 ◇4日(日本時間5日)MLB カブス7―6ホワイトソックス(シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(30)は、同じシカゴに本拠を置くホワイトソックスとの交流戦、通称『ウインディーシティー・クラシック(風の街の古典劇)』に先発。4イニング1/3を7安打5失点(自責1)、無四球、6奪三振で勝敗はつかなった。鈴木誠也外野手(29)は4打数無安打で、連続試合安打が「10」で止まった。

 野球の神様はときに残酷で、慈悲深い。ポテンヒットなどで迎えた4回無死一、二塁のピンチ。三塁手モレルはバックハンド処理しようとした打球を後逸するタイムリーエラー。ほぼ三塁ベース上への当たりだっただけに、捕っていればトリプルプレーもあり得る場面が一気に暗転した。

 すると、今永は悪いコースではなかった内角直球を左越え二塁打、内寄りスプリットを2ランとされ、一挙5点を先制された。5回1死二塁の場面で43分間の雨天中断。再開後、今永の姿はマウンドになかったが、そこからモレルが汚名返上の11号2ランを放つなど味方打線が逆転勝利をもぎ取り、今永は2敗目を免れた。

 地元ネットラジオ局のロックトオンカブスは「今永が深刻な問題にさらされている。モレルの守備はカブスを死ぬほど苦しめ続けている」と憤り、米放送局CBSスポーツは「カブスの今永昇太、不安定な味方守備に苦しむ」の見出しで「4回のモレルのエラーは痛かった。そのせいで今永はホワイトソックスにたたみかけられた」と同情した。