ドジャース指揮官 大谷は「スイング時のバランスが少し崩れている」ベッツと揃って不調がチームへ影響とも

AI要約

大谷翔平投手が2試合ぶりの安打を記録するも、チームは1-0で敗北。

ロバーツ監督は大谷の調子に言及し、大谷だけでなく他の選手も不調であると指摘。

チームの上位打線が不調な状態であり、早い復調が望まれている。

ドジャース指揮官 大谷は「スイング時のバランスが少し崩れている」ベッツと揃って不調がチームへ影響とも

 ◇ナ・リーグ ドジャース0-1パイレーツ(2024年6月4日 ピッツバーグ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が4日(日本時間5日)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打で2試合ぶりに安打をマークもチームは零敗を喫した。

 大谷は22歳の剛腕、相手先発・ジョーンズに空振り三振、遊ゴロ併殺、空振り三振と3打席凡退。8回に先頭で相手3番手・チャプマンから中前打を放ち2試合ぶりの安打をマークしたものの4打数1安打だった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷について「少し(ボール球を)追いかけていて、彼の好きなゾーン(Nitro Zone)に来ても打ち損じてしまっている。スイング時のバランスが少し崩れている。捉える時もあるが、最初の数週間ほどには安定していない」と現在の状態に言及した。

 ただ、「打撃は難しいものだ。打撃は難しい」と繰り返し「フレディ(フリーマン)は不調を脱した。ムーキーはやや苦しんでいるし、翔平も同じだと思う」と大谷だけでなくMVPトリオのベッツも同様に不調にあるとした。

 その上で、「ムーキーは私たちにとって排水溝をかきまぜてくれるストローのような存在だ。翔平の調子がいいときは、打線に勢いが出る。ウィル(スミス)は安定しているが、トップの2人は私たちにとって重要な選手たちであり、今はそうであるべき状態ではない」と上位のベッツ、大谷が本来の姿でないことがチームに影響しているとし、早い復調を願った。