【鹿児島NHK選抜大会】神村学園が2年生バッテリーの活躍で優勝

AI要約

神村学園が鹿屋農を5-1で下し、県大会決勝で優勝した。

神村学園は序盤から勝負強さを見せ、早瀬投手の活躍もあり終盤まで主導権を握った。

鹿屋農は一時的に1点を返したが、神村学園が川内選手の活躍で再び点差を広げ、完投勝利を収めた。

【鹿児島NHK選抜大会】神村学園が2年生バッテリーの活躍で優勝

<第66回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会:神村学園5-1鹿屋農>◇2日◇決勝◇平和リース

今春のセンバツ出場で優勝候補の本命・神村学園と、春から着実に力を伸ばしている鹿屋農が、夏前最後の県大会決勝で激突した。

序盤から神村学園が勝負強さを発揮した。

1回に4番・玉城 功大外野手(3年)の左前適時打で先制。3回は3四死球と不安定な鹿屋農の左腕・吉元 翔皇投手(3年)を、重盗を決めるなどで揺さぶり、背番号18の8番・山本 瞬捕手(2年)が走者一掃となる右越え三塁打を放ち、序盤で4対0と主導権を握った。

準決勝から2日続けての先発となった2年生エース早瀬 朔投手は、135キロ以上の球威でテンポ良く打ち取り、3回までは3人ずつのパーフェクト。4回に初安打されたが併殺でしのぎ、5回まで3人ずつで打ち取るなど、鹿屋農に反撃の機会を与えなかった。

鹿屋農は6回、1一死一塁から9番・岩下 遥哉外野手(3年)がチーム2本目となる右前打を放って一、三塁と初めて得点機を作る。1番・北園 昌之外野手(3年)の内野ゴロで、ようやく1点を返した。

しかし、その裏、神村学園は代打・川内 淳太郎(3年)の左前適時打で再び点差を4点に広げた。

エース早瀬はその後も安定した投球が崩れず、散発3安打1失点で完投勝利。2年生バッテリーの投打にわたる活躍で、神村学園が夏前最後の県大会でも頂点に立った。