【下関ボート ヤクルト山陽杯】優勝戦1号艇は白井英治 隙のない仕上がり
ヤクルト山陽杯最終日、上平真二が得点率トップから2着に終わり、白井英治が優勝戦の1号艇を巡ってきた。
白井英治は出足、伸びともに仕上がりが良く、26回目のVを狙う。優勝戦では今村が追走の1番手、繁野谷はセンター攻めで挑む。
選手たちのコメントでは、各選手がレース展開や自身の状態を分析しており、スタートや足の良し悪しに気を配っている。
ボートレース下関の「ヤクルト山陽杯」は最終日を迎える。
得点率トップだった上平真二が準優11Rで2着に終わり、白井英治に優勝戦の1号艇が巡ってきた。初日の本体整備から機力は着実に上向いており、出足、伸びともに仕上がりは申し分ない。昨年10月まるがめ以来となる今年初、下関では26回目のVを決める。
【12R優勝戦】今村が追走の1番手
白井の押し切りが中心だ。仕上がりは良く、スリット付近の足もいい。今村が進入で動いてくるが、インを守って、逃げに持ち込む。
出足のいい今村が差して追走の1番手。繁野谷はセンターから自在攻め。上平は的確にさばいて。好調な中野も連入は十分。栗城はスタートが鍵になる。
<1>白井英治 足は少しずつ良くなっているが重さがある。この重さを取りたい。準優のスタートはちょっと様子を見た。スタートは1艇身を目標に行きたい。
<2>繁野谷圭介 1マークは慎重に回ったら外してしまった。優勝戦はしっかりレースしたい。足はいい。バランス良くまとまっている。スローのスタートはそこそこ決まっている。コンマ10から15を全速で。
<3>中野仁照 やっと初優出できた。足は準優が一番良かった。回ってから押してくれていたし、1マークのカカリも良かった。ただ、体感が良くない。自分から展開をつくる足はないけど突ける足はある。久しぶりにスタートが見えている。
<4>上平真二 しっかり回れたけど、回ってから前に行っていなかった。若干伸び寄り。もうちょい出足があれば違うと思うので微調整する。
<5>今村暢孝 2日目は良かったけど、3日目前半は良くなかった。ペラをやり直して準優の方が出足、回り足はいいかな。でも2マークはたまたま。行き足も普通くらいと思う。コースはどうなるかは分からない。自分としてはいつも通りのレースをしていきたい。
<6>栗城匠 準優のスタートは少し放ったけど、少し出て行った。行き足は良くなったし、ターン回りも良かった。伸び、道中の乗り心地も悪くないけど、まだ重さは残っている。スタートは勘通り行けている。