「なぜ放出した」現ドラ2期生が覚醒!本当は入っていた〝幻〟プロ1号もすぐに打ち直し文句なし完璧アーチ、交流戦打率は驚異の.579

AI要約

日本ハムの新人選手、水谷瞬が交流戦でプロ初本塁打を放つ活躍を見せた。

水谷は2打席目に歓喜の本塁打を打ち、ファンを沸かせた。

水谷は交流戦打率トップをキープし、注目を集めている。

「なぜ放出した」現ドラ2期生が覚醒!本当は入っていた〝幻〟プロ1号もすぐに打ち直し文句なし完璧アーチ、交流戦打率は驚異の.579

 ◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム9―2DeNA(2日、エスコンフィールド北海道)

 交流戦打率トップを走る現役ドラフトで日本ハムに加入した大砲が打ち直しでプロ1号を放った。

 試合前の時点で14打数9安打、打率.643の圧倒的な成績を残していたのは、ソフトバンクから加入した水谷瞬。この日は、1番レフトで先発出場すると、3回に先頭打者として立った第2打席に〝事件〟が起きた。

 DeNA先発の大貫晋一の低めのスプリットをうまくひろうと、打球はグングン伸びてセンター後方へ。フェンス最上部にある本塁打の基準となる青いラインを超えて、上部に設置されている柵にあたりボールはグラウンドに戻った。球場ルール上は本塁打だったが、誰もアピールすることなく試合は続行。水谷は二塁ベース上でパワー不足と言わんばかりに筋トレをするジェスチャーをみせた。

 思わぬ形で〝幻のプロ初アーチ〟となったが、4回1死二塁でまわってきた第3打席。大貫の114㌔カーブを呼び込んでフルスイングすると、快音を残した打球は文句なしで左中間スタンドに突き刺さった。喜びを隠しきれない水谷は、ベンチ前で古巣ソフトバンクの松田宣浩さんの熱男を〝拝借〟し、雄たけびをあげた。

 試合後にお立ち台に立った水谷は「最高です」と笑顔を見せ「2打席目の1本は厳密には入ってたとか入ってないとか、そういう話を聞いていたんで、次の打席に行く前にプロテインを飲んで行きました」と話し球場のファンを沸かせた。

 水谷は交流戦打率.579で依然としてトップの座を守っている。

 この様子をパ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTVの公式YouTubeが公開。ファンからは「なぜ放出した」「これは道民に愛される」「実質2打席連続HR!」「楽しみしかない選手」などの声が上がっている。