山本由伸、6回7安打1失点。クオリティ・スタート達成で今季6勝目

AI要約

山本が粘投で6勝目を挙げ、ドジャースがロッキーズに4-1で勝利。

打線は11安打をマークするも、リードを広げられなかったが、投手陣の奮闘が光った。

大谷翔平の打撃不調や打撲傷についても記事は触れる。

山本由伸、6回7安打1失点。クオリティ・スタート達成で今季6勝目

ドジャースの山本は現地6月1日(日本時間2日)、本拠地ドジャースタジアムでのロッキーズ戦に先発登板すると、6回101球を投げ、7安打1失点、7奪三振1四球と粘投でクオリティ・スタートを達成し、今季6勝目を挙げた。試合は4-1でドジャースが勝利した。

現地紙『ロサンゼルス・タイムズ』は同日付で電子版に「ヨシノブ・ヤマモトが輝き、ドジャース打線は多少活気を見せてロッキーズに勝利」と題した試合のレポート記事を掲載。

その冒頭で、「一定した安打と四球の流れ。そして質の高い打席は、日曜の夜のドジャースにとって大量得点には繋がらなかったものの、それでもヨシノブ・ヤマモトの力強い先発登板と、頑健なリリーフが合わさったことで、ドジャースタジアムに集まった5万0182人の観客を前に、コロラド・ロッキーズに4-1で勝利するには十分だった」と、試合のあらましを伝えた。

続けて記事では、ドジャース打線がこの試合で計11安打をマークしながらも、3点差までしかリードを築けなかったことについて触れた上で、「ヤマモト、そしてリリーバーのダニエル・ハドソン、ブレイク・トライネン、そしてエバン・フィリップスのおかげで、ドジャースはそれ以上の点差を必要としなかった」と、投手陣の奮闘を評価。

その上で、テオスカー・ヘルナンデスによる「先発投手たちは今、頑張ってくれているし、試合を作ってくれて、勝利するため僕らが反撃するチャンスをもたらしてくれている。毎日のように10点を取れるわけではないけれど、僕らはちょっとしたことであって最大限活用して、リードを広げられるよう努めているんだ」とのコメントを伝えた。

なお記事では、このところ打撃不調の大谷翔平について、「スラッガーはここ14試合の成績を打率.204(54打数11安打)、.627 OPS、2本塁打、8打点としている」とし、牽制球が直撃したことで負った打撲傷についても触れた。

その上で、デーブ・ロバーツ監督による「彼によると、バットを振っている時は、打撲の痛みを感じていないとのことだった。ただ、彼は精密なマシーンであり、スポーツカーに例えると、全てのシリンダーが点火しなければ、ちゃんと走らないということなのだと思う」とのコメントを伝えている。