【楽天】今季初の4連勝&2カード連続勝ち越し 今江敏晃監督「次の新境地にいけるように」

AI要約

楽天が今季初の4連勝と2カード連続勝ち越しを決めた。打線は3回に村林の3号先制3ランで先制。7回には村林、辰己の連続適時打などで一挙5点で、ヤクルトを突き放した。

打線を大胆に組み替え、浅村を6番に配置。結果は不調も浅村は無安打、一定の成果があり、打線は9安打で8得点を挙げた。

松井が今季初先発で好投し、指揮官は粘りながら最少失点で仕事を果たしたと称賛した。

【楽天】今季初の4連勝&2カード連続勝ち越し 今江敏晃監督「次の新境地にいけるように」

<日本生命セ・パ交流戦:楽天8-2ヤクルト>◇1日◇楽天モバイルパーク

 楽天が今季初の4連勝と2カード連続勝ち越しを決めた。打線は3回に村林の3号先制3ランで先制。7回には村林、辰己の連続適時打などで一挙5点で、ヤクルトを突き放した。投げては今季初先発の松井が6回2安打1失点5奪三振と好投。交流戦で好スタートを切り、今江敏晃監督(40)は「もう本当に新境地にいっているので、また次の新境地にいけるように頑張ります」と力を込めた。

 打線を大胆に組み替えた。鈴木大を20年9月9日以来の4番、渡辺佳を22年5月31日以来の5番、不調の浅村は西武時代の16年8月11日以来となる6番で起用した。浅村は無安打も、鈴木大は1安打、渡辺佳は2安打と一定の成果はあった。

 攻撃は相手の失策も生かしながら9安打で8得点を挙げた。今江監督は「手応えというか、うちのチームはつないでつないでという打線」とした上で「浅村の状態がなかなか上がらなくて。その後ろを打っている(鈴木)大地と(渡辺)佳明はすごくいい形で打っているので、打線の流れを考えながら浅村の状態を戻してほしいという思いだった」と打線改造の狙いを説明した。

 松井は初先発できっちりゲームメークした。指揮官は「しっかり自分の力強い持ち味の球を投げ込みながら、粘りながら、最少失点で仕事を果たしてくれたと思います」とたたえた。