台風2号(マリクシ)が南シナ海で31日午後発生 6月1日中には熱帯低気圧に変わる見込み 船舶の運航に十分な警戒呼びかけ

AI要約

31日の午後3時、南シナ海で台風2号が発生しました。

台風は北へ進み、熱帯低気圧となる予報で、強い風による警戒が必要です。

25メートルの最大瞬間風速が予想されるため、海上での船舶の運航に警戒を要する情報です。

台風2号(マリクシ)が南シナ海で31日午後発生 6月1日中には熱帯低気圧に変わる見込み 船舶の運航に十分な警戒呼びかけ

31日の午後3時、台風2号が発生しました。

気象庁によりますと、31日の午後3時、南シナ海の北緯20度00分、東経112度05分において、熱帯低気圧が台風第2号になりました。

台風はゆっくりした速さで北へ進んでいて、中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の南東側220キロ以内と北西側110キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風の中心は、12時間後の1日午前3時には、華南の北緯21度40分、東経111度30分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みで、中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、24時間後の1日午後3時には、華南の北緯23度20分、東経112度25分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。

中心の気圧は1002ヘクトパスカルが予想されていて、気象庁では、この方面の船舶の運航に十分警戒するよう呼びかけています。