東海道新幹線、新横浜-小田原駅間の新駅誘致 寒川町長「説明会重ね、県と調整」

AI要約

神奈川県寒川町の木村俊雄町長は倉見地区のまちづくりと東海道新幹線新駅誘致について説明し、2027年度ごろから都市計画手続きを進める意向を示した。

同町は東海道新幹線の新横浜駅と小田原駅の中間に新駅設置を目指し、商業施設や公園などの再開発を進める計画を持っている。37年度を目標にまちびらきを予定している。

町は地元説明会を開催し、同地区のまちづくりの現状や計画について住民に説明する予定だ。

東海道新幹線、新横浜-小田原駅間の新駅誘致 寒川町長「説明会重ね、県と調整」

 神奈川県寒川町の木村俊雄町長は31日の記者会見で、倉見地区のまちづくりと東海道新幹線新駅誘致について「地元説明会を重ね、2027年度ごろから都市計画の手続きを進められるように、県と調整する」と述べた。

 同町は、橋本駅(相模原市緑区)周辺で進むJRのリニア中央新幹線の中間駅「神奈川県駅」(仮称)整備とその完成後の波及効果を注視。東海道新幹線の新横浜駅と小田原駅の中間である同地区に新駅設置を目指している。同地区(対象面積約24ヘクタール)のまちづくりは商業や業務、公園などの交流拠点を用途とする再開発を進め、37年度のまちびらきを目標としている。

 町は6月2、3の両日、同地区でまちづくりの現状に関する地元説明会を開く。