風に舞う白い妖精 福島県南会津町と昭和村にまたがる駒止湿原でワタスゲ見頃

AI要約

福島県南会津町と昭和村にまたがる駒止湿原でワタスゲが見頃を迎えている。標高約1100メートルの湿原は国の天然記念物に指定されており、多彩な植生を観察できる。

ハイカーが白い穂と新緑のコントラストを楽しみながら、エゾハルゼミの鳴き声やタテヤマリンドウの愛らしい姿に出会える。穂の数が多く、楽しめる期間は天候に左右されるが、約6月10日ごろまでとされている。

町観光物産協会への問い合わせで詳細を確認できる。ワタスゲだけでなく、湿原特有の植物や風景を楽しむことができる。

風に舞う白い妖精 福島県南会津町と昭和村にまたがる駒止湿原でワタスゲ見頃

 福島県南会津町と昭和村にまたがる駒止(こまど)湿原でワタスゲが見頃を迎えている。

 標高約1100メートルの湿原は低層から高層にかけての多彩な植生を観察できる。希少性から国の天然記念物に指定されている。ブナなどの木々からエゾハルゼミの鳴き声が響く中、ハイカーが爽やかな風に揺れる白い穂と新緑のコントラストを楽しんでいた。ワタスゲの他、タテヤマリンドウが愛らしい姿を見せている。

 町観光物産協会によると、今年は穂の数が多く、天候によるが6月10日ごろまで楽しめるという。問い合わせは同協会へ。