ホームタウンデーPR レノファ社長らが市役所訪問【山陽小野田】

AI要約

サッカーJ2リーグのレノファ山口が市役所を訪れ、ホームタウンデーでの試合への意気込みを語った。

市ではレノファ応援の取り組みが盛り上がりを見せ、議会も一体となって応援する姿勢を示した。

議会では特別会計補正予算など議案を承認し、まちづくりを支援する方針を示した。

ホームタウンデーPR レノファ社長らが市役所訪問【山陽小野田】

 サッカーJ2レノファ山口の渡部博文社長と不二輸送機工業(山陽小野田市東高泊)の米中郁雄社長は28日、市役所に藤田剛二市長を表敬訪問し、市のホームタウンデーとして開催される6月2日のリーグ戦第18節、清水エスパルス戦(午後2時キックオフ)での健闘を誓った。

 

 レノファは、ホーム戦で県内市町を順番にPRするホームタウンデーを設定している。当日は、不二輸送機工業の冠マッチでもある。

 

 市役所を訪れた渡部社長は、玄関前に掲示された選手ののぼり旗を見て「市を挙げて応援してくれているのが伝わった。次節は前半戦の大きなヤマ場なので、勝利し期待に答えたい。最後まで諦めない姿を多くの子どもたちに見てほしい」とアピールした。

 

 藤田市長は、当日の来場者に数量限定でプレゼントされるオリジナルメガホンと、レノファのマスコットキャラクター、レノ丸のフィギュアを米中社長から受け取り、「今季はサポーターとの一体感が特に強いと感じる。天気が良さそうなので最高来場者数を達成したい」と期待を寄せた。

 

 その後、3人は玄関前で来庁者にチラシを手渡しながら来場を呼び掛けた。

 

 市は2日午前10時からハーフタイム終了までの間、万華鏡作りやパターゴルフの体験、血管年齢測定のコーナーを設ける。

 ホームタウンデーをPRしようと、市議会も28日の5月臨時会最終本会議にユニフォームなどオレンジ色のTシャツで臨み、議場を〝レノファ色〟に染めた。

 

 髙松秀樹議長は「市内に練習場があるレノファを議会が一丸となって応援しようとする取り組みに異議を唱える議員はいなかった。一体感が生まれることで、より良いまちづくりへの活動も加速できれば」と話した。レノファを応援する議員団の結成も検討している。

 

 本会議では、歳入、歳出ともに8億円を増額し総額を269億9000万円とする小型自動車競走事業特別会計補正予算など議案1件と承認3件を全会一致で可決、承認した。