人身被害が相次ぐ秋田県がツキノワグマ出没に関する警報の発令期間を延長

AI要約

秋田県でクマによる人身被害が相次ぎ、警報の期間延長が決定されました。

被害が増加しており、6月30日までの延長となります。

県内では山林や農地での被害が報告され、クマに対する注意が喚起されています。

人身被害が相次ぐ秋田県がツキノワグマ出没に関する警報の発令期間を延長

クマによる人身被害が相次ぐ秋田県は29日、県内に発令している「ツキノワグマ出没に関する警報」の期間の延長を発表しました。

県によりますと、警報の発令期間は当初4月18日から5月31日までとしていましたが、被害の増加を受けて6月30日までに期間を延長します。

県内では今年度に入り27日現在で4件のクマによる人身被害が発生していて、このうち3件が山林で、1件が農地で襲われています。また1件は積極的に人を襲う可能性の高いクマによる攻撃としています。

警報の発令期間中に県は、入山禁止地域へ絶対に立ち入らないことや、入山禁止ではない地域についても山林に入る場合は鈴などでクマに聞こえる音を出すなどの対策を取ること呼びかけます。