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駐在所に火をつけるなどした罪 46歳女に懲役2年の実刑判決 岡山地裁
岡山県井原市の駐在所が放火され、女が懲役2年の実刑判決を受けた。
女がバイクなどに灯油をまいて放火し、窓枠を焼いた経緯が明らかになった。
女が損害賠償金を支払ったことから実刑判決が下された。
![駐在所に火をつけるなどした罪 46歳女に懲役2年の実刑判決 岡山地裁](/img/article/20240528/66556bc9f113f.jpg)
岡山県井原市の駐在所に火をつけるなどした罪に問われている女の裁判で、岡山地方裁判所は女に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
非現住建造物等放火などの罪で判決を受けたのは広島県福山市の自営業の女(46)です。
判決によりますと、女は2023年12月、井原市の駐在所の敷地に侵入し置かれていたバイクなどに灯油をまいて火をつけ、駐在所の窓枠を焼くなどしました。
28日の判決公判で岡山地裁の村川主和裁判長は「万引きの証拠隠滅を図ろうと放火に及んでいて相当に強い非難に値する」と指摘しました。
一方で、女が岡山県に約250万円の損害賠償金を支払ったことなどから懲役5年6カ月の求刑に対し、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。