「印章展はんこの美」開催へ 和歌山では初、はんこ作りの実演や体験など

AI要約

「印章展はんこの美in和歌山」が和歌山で初開催される。印章文化や彫刻技術を広めるイベントで、今年のテーマは印章制度の歴史と未来を探る。

当日は一級印章彫刻技能士による手彫り実演や石のはんこ手彫り体験、スタンプ作成体験など様々なプログラムが用意されている。

開催時間は10時から17時までで、入場は無料。印章文化に興味がある方はぜひ訪れてみては。

「印章展はんこの美」開催へ 和歌山では初、はんこ作りの実演や体験など

 「印章展はんこの美in和歌山」が6月8日・9日、和歌山県JAビル1階アグリテラス(和歌山市美園町5)で開催される。主催は全日本印章業協会(東京都千代田区)。(和歌山経済新聞)

 印章文化や印章彫刻技術を広めることを目的に、2008(平成20)年から隔年回開催する同イベント。和歌山での開催は初めて。今回のテーマは「技を現し心を表す匠(たくみ)の印章」と「印章制度150年歴史そして未来へ」。

 当日は、一級印章彫刻技能士がはんこの手彫りを実演。参加者に好みの1文字を彫ってもらう「石のはんこ手彫り体験」(先着200人、参加費は一般=1,000円、小中学生=500円)、「シヤチハタ」(名古屋市)のスタンプ加工システム「OSMO(オスモ)」を使ったスタンプ作成体験、漢字当て珍名クイズ、重ね捺(お)しスタンプラリー、パネル展示「印章の歴史」などを行う。

 和歌山県印判業組合理事長の箕尾典子さんは「実演するのは技能グランプリで総理大臣賞を受賞した職人。たくさんの人に見てもらいたい。石のはんこ作り体験は、職人が反対字の下書きや最終の直しなどをサポートする。この機会にぜひ体験して年賀状や手紙のアクセントに使ってほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~17時(9日は16時まで)。入場無料。