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『ネオこけし』とは!?伝統を守りつつ新しいことにも挑戦していく「こけし工人」
福島県内で長く愛される、老舗の今を伝える老舗物語。今回は福島市の土湯温泉町で江戸時代から続く『こけし工人』が紹介されています。
福島市の西部に位置する土湯温泉町は、日本でも有数の『こけしの里』であり、温泉だけでなく様々なこけしが販売されています。
こけし工人の中でも特に歴史がある西山さんの工房『こけしクラフト西屋』の取材が行われ、伝統と新しいデザインのこけしを生み出す姿が紹介されています。
![『ネオこけし』とは!?伝統を守りつつ新しいことにも挑戦していく「こけし工人」](/img/article/20240524/66501c466c740.jpg)
福島県内で長く愛される、老舗の今を伝える老舗物語。今回は福島市の土湯温泉町で江戸時代から続く『こけし工人』です。取材で見えたのは、伝統を守りつつ新しいことにも挑戦していく心意気でした。
福島市の西部に位置する土湯温泉町。古くから温泉街として、地元の方々や観光客などから愛されてきました。そんな土湯温泉町で有名なものは温泉だけではないんです。それが・・・。
『土湯こけし』!土湯温泉町は、日本でも有数の『こけしの里』なんです。そのため温泉街には、様々なこけしを販売しているお店も。
それが、『こけしなところ』です。かわいらしいこけしが工人別に販売されているんですね。工人たちの中でも特に歴史があるのが・・・。
--スタッフ(こけしなところ)「こちらの西山さんの作品なども、とても多く扱っております。6代続いてる工人さんで、ファンの方も多く、『伝統こけし』と『ネオこけし』という新しいデザインのものがたくさんございます。」
ということで西山さんの工房『こけしクラフト西屋』へ。
--番組スタッフ「ご主人、なん代目でいらっしゃいますか?」
--西山敏彦さん(こけしクラフト西屋)「6代目になりますね。江戸末期から初代が始めました。」
なんと創業は江戸時代末期!超老舗のお店なんです。
もともと湯飲みやお椀を作っていた西屋。2代目から土湯こけしを本格的に作り始めました。店内には歴代のこけし工人たちの肖像画が書かれています。隣に書かれているのは、その代で作られたこけし。それぞれ違う雰囲気の顔のこけしなんですね。
--西山さん「じいちゃんは、厳しい表情(のこけし)でした。親父からちょっと優しくなったような感じですかね。場合によってはやっぱり、わざと変えたのかな?自分には自分の世界あるよっていうような感じで。顔とか模様もやっぱり親と一緒じゃないよっていう感じで。」
そんな西屋の6代目、俊彦さんが作るこけしがこちら。かわいらしい顔で癒されますね!
--西山さん「心が和むような、落ち着いたかわいらしいような感じ。」