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線状降水帯予測・都道府県単位に 前倒しで28日から 2022年8月には青森県で被害も
2022年8月、東北に初めて線状降水帯の発生があり、青森県は記録的な大雨に見舞われました。
気象庁は予測技術の向上で府県単位での予測情報発表を開始し、27日から鹿児島と宮崎にも線状降水帯の予測情報が初めて発表されました。
九州南部では28日まで猛烈な雨が予想され、29日には西日本や東日本でも大雨が予測されています。
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2022年8月、東北に初めて線状降水帯の発生が発表され、青森県内は記録的な大雨に見舞われました。この線状降水帯の発生予測情報ついて気象庁は予定を前倒しし、27日の午前から府県単位で発表する運用を始めました。
気象庁は予測技術の向上でこれまでの「地方ごと」から「府県ごと」の発表とする運用を28日に開始する予定でしたが、前線に伴う大雨が広い範囲で予想されるため、27日の午前11時に前倒しました。これに伴い、鹿児島と宮崎に線状降水帯の予測情報が県単位として初めて発表されました。九州南部では28日の夕方までに猛烈な雨が降り、線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増える恐れがあります。また29日にかけては西日本や東日本などで大雨となる見込みです。青森地方気象台によりますと、県内は29日にかけて大雨の可能性は低い見込みですが、今後、線状降水帯の予測情報が青森県に発表された場合は、迅速に身を守る行動をとる意識が必要です。