奥武島水難受け防止対策を確認 与那原署、海保ら 沖縄

AI要約

南城市奥武島で中学生が水難事故で溺れる事件が発生し、地区水難事故防止推進協議会が対策を協議。

対策として、現場付近に視覚的な警告看板や救命用のうきわを設置することを決定。

啓発活動を通じて、レジャーシーズンに向けて家庭でも注意喚起を行う必要性が指摘された。

奥武島水難受け防止対策を確認 与那原署、海保ら 沖縄

 昨年6月に続き、今月17日にも南城市奥武島で遊泳中の中学生が溺れる水難事故が発生したことを受け、与那原署や中城海上保安部、消防、漁協などでつくる与那原地区水難事故防止推進協議会は24日、与那原町コミュニティーセンターで臨時会を開催した=写真。事故防止対策として、深さや潮流の速さなどを視覚で訴える看板や救命用のうきわを現場付近に設置する方針などを確認した。

 協議会では、教育現場での啓発活動の推進を図る必要性も指摘されたという。

 照喜名智会長(知念漁協理事)は「2年連続で奥武島で水難事故があったことを重く受け止めている。関係機関と連携して対策したい。レジャーシーズンを迎え、家庭でも注意喚起してほしい」と話した。