片桐新貫首が就任 誕生寺で26年ぶり晋山式 鴨川(千葉県)

AI要約

鴨川市小湊にある日蓮宗大本山誕生寺で23日、26年ぶりに新たな住職の就任を祝う法要「晋山(しんざん)奉告式」が開かれた。

新住職は、元同市長の片桐日岳猊下(げいか)(76)で同寺の第85世貫首に就いた。

片桐新貫首は、同市天津の日澄寺の生まれ。立正大学卒業後の昭和46年、同市清澄の大本山清澄寺で僧侶となる。

片桐新貫首が就任 誕生寺で26年ぶり晋山式 鴨川(千葉県)

鴨川市小湊にある日蓮宗大本山誕生寺で23日、26年ぶりに新たな住職の就任を祝う法要「晋山(しんざん)奉告式」が開かれた。新住職は、元同市長の片桐日岳猊下(げいか)(76)で同寺の第85世貫首に就いた。

片桐新貫首は、同市天津の日澄寺の生まれ。立正大学卒業後の昭和46年、同市清澄の大本山清澄寺で僧侶となる。58年には日澄寺の住職に、平成9年には日蓮宗最高立法機関の日蓮宗宗会議員を務めた。

また、地方自治にも尽力し地元旧天津小湊町長を2期、鴨川市長も1期こなした。今回前貫首の退任に伴い貫首に就任した。

この日朝、片桐新貫首は近くの妙蓮寺から檀信徒らと共に行列をつくり「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」と、お題目を唱えながら誕生寺入り。同寺祖師堂での晋山奉告式には檀信徒、日蓮宗関係者ら約200人が参列した。雅楽の演奏が流れ厳かな雰囲気の中、僧侶らが読経。集まった人たちは手を合わせ、儀式を静かに見守っていた。

片桐新貫首は、あいさつで「多くの方に参列いただき、無事に晋山式が盛大に執り行えた。今回、日蓮聖人の生誕地を預かることになり、誕生寺に来る皆さんが気持ち良く参拝できるようより一層精進していきたい。今後もご支援よろしくお願いいたします」と話した。