過去のハラスメント事案の電子ファイルを誤って職員全員が閲覧可能状態に 消防指令長を減給処分=静岡・下田地区消防組合
AI要約
静岡県にある下田地区消防組合は5月24日、過去のハラスメント事案の電子ファイルを誤って共有フォルダに移動させ、全職員が閲覧できる状態にしたことが発覚し、消防指令長が減給1か月の処分を受けた。
指令長が誤ってファイルを共有し、約120人の職員がハラスメント事案の情報を閲覧できる状態が数日間続いたが、別の職員から指摘を受けて発覚した。
消防長は地域住民への信頼損失を認め、職員への指導と教育の徹底を図り、規律の維持に努める旨をコメントした。
静岡県にある下田地区消防組合は5月24日、過去のハラスメント事案の電子ファイルを誤って職員全員が閲覧できる状態にしたとして下田消防本部の50代の消防指令長を減給1か月の懲戒処分にしたと発表しました。
23日付で懲戒処分を受けたのは、下田消防本部の50代の男性消防指令長です。
同本部によりますと、指令長は2024年4月、本部内の過去のハラスメント事案を記録した電子ファイルを、誤って共有ファルダに移動。約120人の職員全員が閲覧できる状態にし、職場内にハラスメントの情報を漏らしたということです。
別の職員からの指摘で発覚し、職員全員が閲覧できた期間は、数日間でした。
下田消防本部の山本正直消防長は「地域住民の皆様の信頼を損なったことは誠に申し訳なく、深く反省し、お詫び申し上げます。今後は職員に対する指導・教育を徹底し、厳正な規律の維持に努めてまいります」などとコメントを発表しました。
