「酔っているとは思わなかった」 飲酒運転で事故を起こした女性消防士を懲戒免職 一緒に飲んでいた同僚2人を停職処分に
甲府地区消防本部は飲酒運転で事故を起こした女性消防士を懲戒免職し、同僚2人も停職処分となった。
事故は20代の女性消防士が酒を飲んだ状態で車を運転し、電柱に衝突したことから起こった。
処分を受けた3人は「酔っているとは思わなかった」と話している。
甲府地区消防本部は飲酒運転で事故を起こし逮捕された女性消防士を懲戒免職とし、一緒に酒を飲んでいた同僚2人を停職処分にしました。
懲戒免職となったのは、甲府地区消防本部の岩瀬千朋消防士(20)です。
また20代の男性職員2人が、停職2か月の懲戒処分となりました。
消防士は2024年3月の午前7時前、酒を飲んだ状態で車を運転し、南アルプス市内で電柱に衝突する事故を起こした疑いで逮捕されました。
消防本部によりますと、消防士らは午前3時過ぎまで甲府市内の飲食店で酒を飲んでいて、駐車場で仮眠した後、車1台で帰宅しました。
この際、前日の午後11時半以降は酒を飲んでいなかったという男性職員が2人を乗せて運転し、2人が自宅に着いた後、消防士が運転し事故を起こしたということです。
甲府地区消防本部 林勝消防監:
「(運転していた同僚について)飲酒運転で検挙されていないということで、今回このような処分になりました」
処分を受けた3人は「酔っているとは思わなかった」と話しているということです。