「肥後ちゃぼ」外国人も熱視線 ドイツ、台湾の愛好家来日 熊本市動植物園で展示会

AI要約

国の天然記念物「肥後ちゃぼ」の展示会が熊本市動植物園で開催され、愛好家や子どどもたちがかわいらしいチャボやひなとの触れ合いを楽しんだ。

肥後ちゃぼ保存会が、毎年開催している展示会では約60羽のチャボが出品され、愛好家や審査員によって評価された。

会に所属する海外からの愛好家も訪れ、チャボの特徴を観察して楽しんでいた。ひなとの触れ合いコーナーもあり、子どもたちも楽しんでいた。

「肥後ちゃぼ」外国人も熱視線 ドイツ、台湾の愛好家来日 熊本市動植物園で展示会

 国の天然記念物「肥後ちゃぼ」の展示会が11、12日、熊本市動植物園(熊本市東区)であり、海外から駆けつけた愛好家や子どもたちが、かわいらしく美しいチャボやひなとの触れ合いを楽しんだ。

 愛好家団体の肥後ちゃぼ保存会が、熊本に伝わる地域特有の鶏に親しみを持ってもらうため、毎年5月と10月に同園で開いている。会員13人と熊本農高生らが育てた約60羽が出品され、審査員がとさかの大きさや形、足の短さなどを基準に評価した。

 この日に合わせて、会に所属するドイツや台湾、タイからも6人が来日。このうち、ドイツから訪れたクリストファー・ケルンさん(41)は「本場のチャボを実際に見ると、それぞれ違う特徴を持っていることが分かる」と興味深そうに観察していた。

 ひなとの触れ合いコーナーもあり、家族で来園した熊本市東区の4歳の男児は「体がふわふわだった」と笑顔だった。(諌山美羽)