世界パラ陸上 日本人選手の活躍光る/兵庫県

AI要約

神戸で開催されているパラ陸上の世界選手権で、日本選手が活躍している。

地元・兵庫出身の中西麻耶選手が走り幅跳びで堂々の銅メダルを獲得。

北浦春香選手が100メートル脳性まひのクラスで6位に終わり、悔しい思いをしている。

世界パラ陸上 日本人選手の活躍光る/兵庫県

神戸で開催されているパラ陸上の世界選手権で、地元・兵庫出身の選手をはじめ、日本選手が活躍を見せています。

5月20日に行われた大会4日目の午後の部。

女子走り幅跳び義足・機能障害のクラスに以前、兵庫県伊丹市などを練習拠点にしていた中西麻耶選手が出場。

5回目の跳躍で5メートル25センチを記録し、堂々の銅メダル。

3大会連続となるメダルを獲得しました。

この他、女子円盤投げ座位のクラスで、鬼谷慶子選手がアジア記録を出して銀メダルを獲得。

男子100メートル視覚障害のクラスでは川上秀太選手がアジア記録で銀メダルに輝き、それぞれ、2024年8月開催のパリパラリンピックの出場枠を獲得しました。

そして大会5日目の21日は、女子100メートル脳性まひなどのクラスの予選が行われ、三田市出身の北浦春香選手が出場しました。

北浦選手は2016年のリオ・パラリンピックでも女子100メートルで入賞しています。

北浦選手は予選1組目で3位に入り決勝に進みました。

午後からの決勝。

北浦選手は健闘しましたが惜しくも6位でした。

北浦春香選手

「もっと上のメンバーと競り合うレースがしたかったので、正直悔しいです。引き続き競技が続きますのでぜひこれからも応援していただけたらうれしいです」

このレースでは、岩手県出身の小野寺萌恵選手が銅メダルを獲得しました。

北浦選手は5月23日の800メートル予選にも出場します。