「もう、心が折れました」肩落とす住民…大雨で2人死亡13人不明 各地で捜索続く 石川・能登

AI要約

石川県能登地方での大雨により、2人が死亡・13人の行方不明の状況が発生しています。

能登地方の輪島市町野町では、地震被害もあった地域で豪雨による被害が広がり、高齢女性の救出や行方不明者が発生しています。

また、塚田川沿いでも高齢男性の死亡確認や行方不明者の捜索が続いています。

「もう、心が折れました」肩落とす住民…大雨で2人死亡13人不明 各地で捜索続く 石川・能登

今回の大雨で、石川県能登地方では、22日午後6時現在で2人が死亡・13人の行方が分からなくなっています。

輪島市町野町の住民「もう、今回の豪雨で心が折れました」

輪島市町野町では、22日朝、前日の土砂崩れで倒壊した住宅の下敷きになっていた82歳女性が無事、救助されました。住民からは「この辺はもともと地震でも被害がひどかった地域だから」といった声や「泥水だったら何もかもだめになってしまう」といった声が聞かれました。

町野町ではこのほか、高齢女性1人の行方が分かっていません。

■土砂崩れの「中屋トンネル」複数の作業員発見

一方で、輪島市の久手川町を流れる塚田川では、22日午後1時20分ごろ、高齢男性1人が救出されましたが、その後、死亡が確認されました。塚田川沿いでは、女子中学生1人を含む4人の行方が分からなくなっていて、消防などが捜索を続けています。

また消防によりますと、大規模な土砂崩れで発生した国道249号の中屋トンネルでは、少なくとも5人の作業員が見つかったという情報があり、消防がヘリコプターでの救出に向けて準備を進めています。

詳しい容体は分かっていません。