聖光学院の菊地 大量得点の口火 秋季高校野球福島県大会(9月21日)

AI要約

聖光学院が会津を10-0で圧倒し、菊地の2点本塁打などで勝利した。

菊地政善は初の本塁打を放ち、チームを勢いづけることができた。

会津は守備のミスなど弱さを痛感し、来年に向けてレベルアップを誓った。

聖光学院の菊地 大量得点の口火 秋季高校野球福島県大会(9月21日)

▽3回戦 聖光学院10-0会津(5回コールド)

 投打のかみ合った聖光学院が会津に快勝した。2点リードの三回無死一塁から菊地の公式戦初となる2点本塁打を皮切りに打者11人の猛攻で7点を挙げ突き放した。投げては管野、古谷野が零封した。会津は一回無死、水下が中前打で出塁したが、後が続かなかった。

 聖光学院の菊地政善は三回に公式戦初の本塁打を放ち、大量得点の口火を切った。「ダイヤモンドを一周できて気持ち良かった」と笑みを浮かべた。夏の甲子園ではチームで唯一2年生として出場した。無安打に終わった悔しさから、練習では低く強い打球を打つことを意識している。「自分の一打でチームを勢いづけることができた」と充実した表情だった。

 ▶会津・原武(主将としてチームを鼓舞)守備のミスなど試合を通して自分たちの弱さを痛感した。心技体すべてレベルアップして来年は強豪校に勝てるよう頑張る。