「簡易ケージにスムーズに入れるよう訓練を」 動物愛護週間に合わせ災害時のペットの避難を考える 人も動物も備えが必要
動物愛護推進員が、ペットの簡易避難ケージへの入れ方を実演
災害時のペットとのスムーズな避難について熱心な飼い主たちにアドバイス
普段からの訓練や備えが重要と強調された講演会の様子
「いろいろ所に入れるようにしておくのが大切です」
ペットを簡易避難ケージに入れる様子を実演するのは長野県の動物愛護推進員。21日に小諸市で開催された動物愛護フェスティバルの一コマです。
会場の県動物愛護センター「ハローアニマル」で開かれた講演には約30人の飼い主が訪れ熱心に耳を傾けました。
大きなテーマとなったのが災害時の動物とのスムーズな避難です。
推進員は、ペットが避難所の簡易ケージに入るのを嫌がることも多いため、普段からおやつをあげて訓練することや、屋外でトイレをするのに慣れさせておくようにと話していました。
また、リュックサックにペット用の食事などを入れておくことや、狂犬病の注射済の証明書を入れておくなど、人もペットも普段からの備えが大切だと強調していました。