富山県内は各地で激しい雨 22日夕方にかけ土砂災害などに警戒を
AI要約
富山県内では激しい雨が断続的に降り、大雨警報が3つの市と町に出されています。
停滞する前線と低気圧の影響で大気が不安定となり、北陸地方全体で激しい雨が続いています。
雨量や風速が高く、列車の運行にも影響が出ているため、土砂災害や落雷、突風に警戒が必要です。
22日の富山県内は各地で激しい雨が断続的に降っていて、午前10時現在、大雨警報が黒部市など3つの市と町に出されています。このあとも土砂災害などに警戒してください。
北陸地方に停滞する前線と台風から変わった低気圧の影響で、県内は大気の状態が非常に不安定となり、各地で激しい雨が断続的に降っています。
午前9時前、富山市内では路面に叩きつけるように降る雨で、辺りがよく見えない状態となっていました。
午前9時台までの1時間降水量は魚津市で23ミリ、富山市で18.5ミリなどとなっています。また午前10時までの24時間降水量は黒部市宇奈月町で56.5ミリ、朝日町で54ミリなどとなっています。
気象台は大雨警報を黒部市、入善町、朝日町に出しています。
一方、風も強く、南砺市高宮では午前8時半ごろに最大瞬間風速23.8メートルを観測しました。
雨と風のため、JR城端線と氷見線で列車4本が運休したほか、遅れが出ています。
県内はこの後も22日昼前にかけて雷を伴う激しい雨の恐れがあります。1時間に予想される降水量は多いところで50ミリです。また23日午前6時までに予想される24時間降水量は多いところで120ミリです。
22日夕方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒してください。また落雷や激しい突風にも注意してください。
