東尾理子さん「体の準備整えて」将来の妊娠・出産に備えた健康管理を呼びかけるセミナー 山梨

AI要約

甲府市で開かれたセミナーでは、将来の妊娠を考える女性に生活習慣や健康管理の重要性を伝える取り組みが行われました。

プレコンセプションケアに焦点を当てたセミナーでは、約140人が参加し、健康状態を把握することや検診の重要性が呼びかけられました。

山梨県では18-39歳の女性を対象に検診費用を補助する制度を設けており、無料で検診を受けられる取り組みも行われています。

東尾理子さん「体の準備整えて」将来の妊娠・出産に備えた健康管理を呼びかけるセミナー 山梨

 将来の妊娠、出産を希望する女性に生活習慣や健康管理などについて考えてもらおうというセミナーが19日、甲府市で開かれました。

 セミナーは将来の妊娠を見据えた生活習慣や健康管理に向き合う「プレコンセプションケア」について知ってもらおうと県が開いたもので、一般市民や医療関係者など約140人が参加。不妊治療と仕事の両立を支援するNPO法人の理事を務める東尾理子さんや山梨大の医師らが、将来の妊娠に備えて健康状態を把握することや検診の大切さなどを呼びかけました。

 東尾理子さん

「自分の体を知ってもらって、もし自分の子どもを持ちたいなと思った時に体の準備は整えておいて、『今だ』と思うタイミングに始められるという順番を持ってほしいなと思います」

 県は将来の妊娠に備えて現在の健康状態を調べる検診費用を補助する制度を設けています。県内在住もしくは県内に勤務している18~39歳の女性が対象で、特設サイトに登録して説明動画を視聴すれば無料で検診を受けることができます。