暴力団員であることを隠し、コロナで生活困窮対策の貸付から現金65万円…別件の捜査中に浮上、山口組茶谷政一家の25歳を詐欺容疑で逮捕 認否明かさず余罪や共犯なども捜査

AI要約

2021年、山口組系の暴力団員である男が新型コロナ対策の特例貸付制度を悪用し、現金65万円をだまし取った事件が発覚。

逮捕された男は25歳の暴力団員で、特例貸付制度を利用して20万円と45万円の現金を詐取。

警察は逮捕された男の認否を明らかにせず、余罪や共犯の有無を調査中。

暴力団員であることを隠し、コロナで生活困窮対策の貸付から現金65万円…別件の捜査中に浮上、山口組茶谷政一家の25歳を詐欺容疑で逮捕 認否明かさず余罪や共犯なども捜査

 2021年、山口組系の暴力団員であることを隠して新型コロナ対策の特例貸付制度に申し込み、社会福祉法人から現金65万円をだまし取ったとして、25歳の男が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区菊水に住む六代目山口組茶谷政一家の組員、山内孝一(こういち)容疑者25歳です。

 山内容疑者は2021年11月と12月、暴力団員であることを隠して新型コロナ対策の特例貸付制度に申し込み、社会福祉法人から現金20万円と45万円、合わせて65万円をだまし取った疑いが持たれています。

 山内容疑者が悪用した特例貸付は、所得の少ない世帯など、緊急的、一時的に生計維持が困難になった場合、生活の安定と経済的自立を図ることを目的とし、少額の貸付を行う制度です。

 警察によりますと、別件の捜査中に容疑が浮上、19日午前、山内容疑者の逮捕に至りました。

 警察は、今後の捜査に支障があるとして、山内容疑者の認否を明らかにせず、余罪や共犯の有無などの調べをすすめています。