陸上自衛隊とフランス軍が共同訓練 岩手山演習場でゲリラ戦想定 

AI要約

9月に国内初の陸上自衛隊とフランス軍の共同訓練が実施され、岩手県での総合訓練が行われました。

フランス軍のゲリラ戦経験を活かし、訓練では山間部での砲撃や包囲攻撃が行われました。

自衛隊は今後もフランス軍との共同訓練を行い、精強な部隊を目指す方針です。

陸上自衛隊とフランス軍が共同訓練 岩手山演習場でゲリラ戦想定 

国内で初めてとなる陸上自衛隊とフランス軍との実動訓練が9月に行われていて、19日は岩手県滝沢市の岩手山演習場での総合訓練が報道機関に公開されました。

陸上自衛隊とフランス軍の共同訓練は国内では初めてで、9月8日から宮城県で始まり、18日と19日は滝沢市で行われています。

訓練ではフランス軍がゲリラ戦経験のある部隊から約50人が参加。

また陸上自衛隊は東北の様々な部隊から100人ほどが参加しゲリラ戦のノウハウを習得しました。

訓練はゲリラが山間部に拠点を設けたという想定で行われ、潜伏エリアに向け砲撃が行われました。

このあと、隊員たちが発砲しながらゲリラを包囲、攻撃を更に強めて制圧し訓練は終了しました。

陸上自衛隊 第39普通科連隊 三宅拓真第2小隊長

「フランス軍の経験をかなり得ましたので、反映させた訓練を実施したい。連隊として精強になるよう努めたい」

自衛隊ではフランス軍との情報共有は非常に貴重で2025年以降も共同訓練を実施していく方針です。