ギネス世界記録達成後、閉店したアイルランド料理店「パンデミックで問題がすごく多かった」新店舗で復活…狙いは?

AI要約

アイルランド料理店が過酷な挑戦を乗り越えてリニューアルオープン

オーナーシェフのアラン・フィッシャーさんが新たなビジネスモデルを模索

忙しい中でも新たな挑戦を続けるアランさんの姿勢

ギネス世界記録達成後、閉店したアイルランド料理店「パンデミックで問題がすごく多かった」新店舗で復活…狙いは?

去年、5日間料理を作り続けるという過酷極まるクッキングマラソンに挑戦し、見事ギネス世界記録を打ち立てたあと、すぐに店を閉じてしまったアイルランド料理店が松江市にあったんですが、新店舗にてリニューアルオープン!

アイルランド伝統の味が再び楽しめるようになりました。

去年10月、大きな雄たけびをあげたのは松江市にあるアイルランド料理店「巨人のシチューハウス」のオーナーシェフ、アラン・フィッシャーさん。

アランさんが挑戦したのは1人で48時間パンを焼き続ける「ベーキングマラソン」、そして1人で5日連続料理を作り続けるという「クッキングマラソン」の超過酷なギネス世界記録。

前人未到の記録を打ち立て、一躍話題となりましたがじつは、去年の年末…

アラン・フィッシャーさん

「契約おわるところで延長しませんでしたのでクローズしました。パンデミック(コロナ)の3年間で問題がすごく多かった、いつもお金の心配ありましたし。私のビジネス計画見ると冷凍商品拡大したい、冷凍ビジネスとおもてなし貸切は2つできないと思います、選ぶ必要がありました。」

コロナ禍で様々な業種が大きな打撃を受けましたが、アランさんの店もそうでした。

広々とした店舗を借りてこれまで営業を続けてきましたが、店の在り方を考えたときにたどり着いたのがインターネットでの販売。

新店舗への引越しは、多くの冷凍食品を作れるようにという狙いからでした。

アラン・フィッシャーさん

「キッチンの方が広い、ホールと比べて、まだ部屋もう1部屋作ってます、普通の飲食店、冷凍食品作るキッチン、お肉のキッチン、パン、ケーキのキッチンもあります。」

オンラインでの販売がメインですが、土日祝限定で再び営業も再開します。

リニューアルオープン初日となったこの日は朝から多くのお客さんが。皆さんのお目当てはやはり人気のシチューです。

記者 清水栞太

「トロットロの食感に加えてものすごいコクですね、日本食にはないアイルランドならではの優しい味わいになってます」

アラン・フィッシャーさん

「お客さんあまり会ってなかったので顔見れて、食事食べてくれた時に気持ちがよくなりました。」

新店舗での再スタートをきったアランさんですが、じつはもう1つ新たな挑戦が始まります。

アラン・フィッシャーさん

「奥さん12月頭にベイビー生まれるのでこれから忙しくなると思います。このビジネス拡大する必要ある+お父さんになります、これからが私の一番大事な挑戦だと思います。」

新しい命を授かったアランさん、ギネス世界記録を打ち立てた時以上の

パワフルさでお仕事に向き合っていくそうです。

復活した松江の人気店、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。