職場内でウォーキング繰り返す 自身の健康づくりのため 滋賀県が獣医師を懲戒処分
滋賀県の家畜保健衛生所に勤務する獣医師が職場でウォーキングや私的な活動を行い、減給処分を受けた。
獣医師は階段の上り下りやパソコンでの無関係な活動を繰り返しており、暴言行為もあった。
県は獣医師に減給処分を行い、獣医師は反省の意を示している。
滋賀県は19日、県の家畜保健衛生所に勤務する50代の獣医師が職場で勤務中にウォーキングを繰り返すなどしていたとして、減給の懲戒処分をしたと発表しました。
県によりますと、家畜保健衛生所に勤める50代の獣医師の女性は去年5月から今年2月、自身の健康づくりのためとして、庁舎内で10分から15分程度の階段の上り下りを約30回続けていたということです。
また、職場の自身のパソコンに職務とは無関係の投資信託や家計に関するデータ、英語のクロスワードパズルの解答を記録したエクセルファイルなどを保存。
2019年からの約5年間で1万3000回以上の閲覧や更新をしていたことなども確認されたということです。
このほか、上司への暴言行為もあわせ、県は19日付けで女性獣医師を減給10分の1(5カ月)の懲戒処分としました。女性は「ただしていかないといけないと思っています」などと記した顛末書を提出しているということです。