すみだ生涯センターで「北斎漫画舞踏ワークショップ」 公演参加も

AI要約

北斎漫画をモチーフとした踊りを体験できる「北斎漫画舞踏ワークショップ」が9月・10月、すみだ生涯学習センターで開催される。

ワークショップはAGAXARTと「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会による企画で、北斎漫画の魅力を体験できる4回連続の講座が実施される。

参加者は舞踏の基本トレーニングを受け、北斎漫画を題材にした独特な踊りを学ぶことができる。

葛飾北斎の「気の向くまま漫ろに描いた画」で後世の画家に影響を与えた北斎漫画について解説され、舞踏公演「そぞろ」への参加機会も提供されている。

ワークショップは市民向けの初心者向けプログラムであり、興味がある方や運動不足を感じる方も気軽に参加できる内容となっている。

開催時間は18時30分から20時30分で、参加費は4回分で11,000円、各回は3,000円(墨田区民は500円割引)となっている。

参加者には11月に予定されている舞踏公演への参加機会も用意されている。

 北斎漫画をモチーフとした踊りを体験できる「北斎漫画舞踏ワークショップ」が9月・10月、すみだ生涯学習センター(墨田区東向島2)で行われる。主催はAGAXART、「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会。(すみだ経済新聞)

 北斎漫画は江戸時代の画家・葛飾北斎の作品の一つ。北斎が「事物をとりとめもなく気の向くまま漫ろ(そぞろ)に描いた画」(気分や思いつきで描いたスケッチのようなもの)で、後世の国内外の画家たちに大きな影響を与えた作品として評価されている。

 同ワークショップは、墨田区のアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」のプロジェクト企画の一つ。舞踏公演「そぞろ」を11月に行うアート集団、「AGAXART」が市民向けに行う舞踏体験講座。体を「水の入った袋」とイメージして動かす独特な舞踏の基本トレーニングを体験し、そこから『北斎漫画』をモチーフとした踊りへと発展させていく4回連続講座。AGAXART代表で舞踏家・演出家の我妻恵美子さんが講師を務める。

 第1回(9月21日)では舞踏の基本的な考え方を、第2回(9月25日)では、北斎漫画を含む舞踏の特徴的な「型」を紹介する。第3回(同28日)は「動かされる袋・情念によって内側から変化する袋・環境に影響される袋」をテーマに行い、第4回(10月24日)では、北斎漫画を題材にした振り付けの一部を紹介する。

 我妻さんは「運動不足を感じている方や舞踏に興味がある方でも気軽に参加できる初心者向けのプログラム。4回連続での参加を推奨しているが、1回のみの参加も可能。希望者には11月に予定されている舞踏公演『そぞろ』への参加機会も用意しているので、参加いただけたら」と呼びかける。

開催時間は18時30分~20時30分。料金は、4回分= 11,000円、各回= 3,000円 (墨田区民は500円割引)。