情報モラル学ぶ新教材を作成 「GIGAワークブックながさき」 リスク回避、活用する力も育成

AI要約

長崎県教委はLINEみらい財団と連携し、情報モラルを学ぶ児童生徒向け教材「GIGAワークブックながさき」を新たに作成した。

これまで教育現場で使っていた情報モラル教材「SNSノート・ながさき」は2019年度に運用開始。児童生徒一人一人に端末が配備されるなど子どもを取り巻くネット環境が変化しているため、教材を更新した。

新教材では、交流サイト(SNS)で起こり得るトラブルのほか、端末で写真を撮る際の注意点や人工知能(AI)を活用する場面などを紹介。1こまの授業で取り組むだけでなく、ホームルームや授業の中で柔軟に取り入れられるように15分で学べる内容も用意した。

県教委児童生徒支援課は「リスクを回避する力だけでなく、市民としてどう振る舞うか、どのように作り手となっていくかの三つの視点で学ぶことができる」としている。

24年度版は同課ホームページで公開中。紹介動画も視聴できる。25年度からの本格導入を目指し、教職員向け研修会などを進める。

情報モラル学ぶ新教材を作成 「GIGAワークブックながさき」 リスク回避、活用する力も育成

 長崎県教委はLINEみらい財団と連携し、情報モラルを学ぶ児童生徒向け教材「GIGAワークブックながさき」を新たに作成した。従来重視していた情報のリスクを啓発することに加え、情報や情報通信技術(ICT)を活用する力も高められるように内容を更新した。

 これまで教育現場で使っていた情報モラル教材「SNSノート・ながさき」は2019年度に運用開始。児童生徒一人一人に端末が配備され、スマートフォンの所持率が増加するなど子どもを取り巻くネット環境が変化しているため、教材を更新した。

 新教材では、交流サイト(SNS)で起こり得るトラブルのほか、端末で写真を撮る際の注意点や人工知能(AI)を活用する場面などを紹介。1こまの授業で取り組むだけでなく、ホームルームや授業の中で柔軟に取り入れられるように15分で学べる内容も用意した。内容は毎年、適宜更新していくという。

 対象は小学校低学年、高学年、中学~高校の3段階。児童生徒は端末で教材をダウンロードして使う。

 県教委児童生徒支援課は「リスクを回避する力だけでなく、市民としてどう振る舞うか、どのように作り手となっていくかの三つの視点で学ぶことができる」としている。

 24年度版は同課ホームページで公開中。紹介動画も視聴できる。25年度からの本格導入を目指し、教職員向け研修会などを進める。