ロアッソ熊本 J2残留に大きな勝利 今季最後の"九州ダービー"鹿児島に2対0

AI要約

明治安田J2リーグロアッソ熊本は、アウェーで鹿児島との“九州ダービー”に2-0で勝利し、J2残留への道を切り拓いた。

前半、石川と唐山の活躍でロアッソが先制点を奪い、後半も石川と唐山がゴールを決めて勝利を飾った。

守備でもキーパー田代の活躍で相手の得点を許さず、2試合ぶりの勝利を手にしたロアッソ。

ロアッソ熊本 J2残留に大きな勝利 今季最後の

明治安田J2リーグロアッソ熊本は15日、アウェーで鹿児島と対戦し、J2残留をめぐる今シーズン最後の“九州ダービー”に2対0で勝利しました。

前節終了時点で暫定17位のロアッソ、相手はJ3降格圏19位の鹿児島です。ロアッソは、序盤から猛攻を仕かけます。前半30分、右サイドの大本が一度豊田にボールを託し、豊田が左サイドの唐山にクロスをあげますが、ヘディングシュートはわずかに枠の外。なおも前半37分。石川からのパスから大本が相手ディフェンダーを背にし、一気に駆け上がり、キーパーとの一対一を冷静に決め、先制点を奪います。

エンドを変えた後半7分、ロアッソはペナルティエリアで古長谷の技ありのパスに石川。しかし、相手キーパーにはじかれます。その5分後、石川が相手に倒されますが、すかさず唐山がボールを奪い、ペナルティエリア外からダイレクトで狙いゴール!これが移籍後初ゴール、ロアッソがリードを広げます。

ロアッソは守備でも見せます。鹿児島のシュートにキーパー田代が鉄壁の守りでゴールを許しません。攻守にわたり、最後まで集中力を切らさなかったロアッソ。2対0と、2試合ぶりの勝利で勝ち点3を積み上げました。

ロアッソはひとつ順位を上げて暫定16位、J2残留に向けた貴重な勝利となりました。次の試合は9月21日、約2か月勝利から遠のくホームで、ブラウブリッツ秋田と対戦します。